柏原おどり
（松井拳堂 作詞）

郷土史研究家　松井拳堂が作った田捨女を歌った十二節からなる詞で　制作年代は不明です

（サァ　ヨーホイ　ヨーホイ　エッサッサーエ
サァ　ヨホーホーイ　ヨーホイ）
田の捨さん柏原生まれ　（アリャセー　コリャセー）
父は代官助右衛門　ノーホイ　ヨーホホヘイヘイ

（サァ　ヨーホイ　ヨーホイ　エッサッサーエ
サァ　ヨホーホーイ　ヨーホイ）
田の捨さん六歳の時に　（アリャセー　コリャセー）
雪に二の字の句を詠んだ　ノーホイ　ヨーホホヘイヘイ

（サァ　ヨーホイ　ヨーホイ　エッサッサーエ
サァ　ヨホーホーイ　ヨーホイ）
田の捨さん都に聞え　（アリャセー　コリャセー）
雲の上まで謳われた　ノーホイ　ヨーホホヘイヘイ

（サァ　ヨーホイ　ヨーホイ　エッサッサーエ
サァ　ヨホーホーイ　ヨーホイ）
田の捨さん親愛しさに　（アリャセー　コリャセー）
婿を迎えて同居した　ノーホイ　ヨーホホヘイヘイ

（サァ　ヨーホイ　ヨーホイ　エッサッサーエ
サァ　ヨホーホーイ　ヨーホイ）
田の捨さん季成に勤め　（アリャセー　コリャセー）
夫婦風雅に睦じく　ノーホイ　ヨーホホヘイヘイ

（サァ　ヨーホイ　ヨーホイ　エッサッサーエ
サァ　ヨホーホーイ　ヨーホイ）
田の捨さん季吟の門で　（アリャセー　コリャセー）
尚も学問精出した　ノーホイ　ヨーホホヘイヘイ

（サァ　ヨーホイ　ヨーホイ　エッサッサーエ
サァ　ヨホーホーイ　ヨーホイ）
田の捨さん夫に死なれ　（アリャセー　コリャセー）
若い身そらの四十一　ノーホイ　ヨーホホヘイヘイ

（サァ　ヨーホイ　ヨーホイ　エッサッサーエ
サァ　ヨホーホーイ　ヨーホイ）
田の捨さん共々枯れる　（アリャセー　コリャセー）
萩の花よと�曹�だ　ノーホイ　ヨーホホヘイヘイ

（サァ　ヨーホイ　ヨーホイ　エッサッサーエ
サァ　ヨホーホーイ　ヨーホイ）
田の捨さん黒髪切って　（アリャセー　コリャセー）
和歌や俳句で慰めた　ノーホイ　ヨーホホヘイヘイ

（サァ　ヨーホイ　ヨーホイ　エッサッサーエ
サァ　ヨホーホーイ　ヨーホイ）
田の捨さん盤珪に仕え　（アリャセー　コリャセー）
播州網干に寺建てた　ノーホイ　ヨーホホヘイヘイ

（サァ　ヨーホイ　ヨーホイ　エッサッサーエ
サァ　ヨホーホーイ　ヨーホイ）
田の捨さん元禄寅の　（アリャセー　コリャセー）
八月の十日が御命日　ノーホイ　ヨーホホヘイヘイ

（サァ　ヨーホイ　ヨーホイ　エッサッサーエ
サァ　ヨホーホーイ　ヨーホイ）
田の捨さん誉れは高く　（アリャセー　コリャセー）
子孫栄えてお目出度や　ノーホイ　ヨーホホヘイヘイ