快声堂
昭和15年発行の「レコード音楽技芸家銘鑑」によると「合資会社 快声堂」は 大正11年11月に
北野利助なる人物が大阪市南区二ツ井戸町15に蓄音器とレコードの小売業として開業したのが
始まりで 大正14年には 大阪市天王寺区南堀河町にて自ら蓄音器の製造卸しも開始し その後
東京や博多にも支店を設け 「ミカド」「五十鈴」「西郷」などの名の蓄音器を発売しました そして
大阪のコッカレコード、京都のショーチクレコードスタヂオ、名古屋のアサヒ蓄音器、東京レコード
製作所などにプレスを委託し 「ミカド」「クラウン」といった自社レーベルのレコードも発売し
関西のレコード業界における著名な存在となりました
ミカドレコード |
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クラウンレコード(6吋盤) |