時枝商店
明治44年3月 日本で二番目のレコード会社として 神戸市元町通三丁目に誕生した会社! 創業者は
時枝利三郎と言う人物で はじめは 明治29年に「時枝洋物店」と称して舶来の雑貨などを扱う店を
開業します そして 後に蓄音器やレコードを扱うようになりました この時枝商店に関しては長い間謎
でしたが 神戸新聞の山崎整(やまさき ただし)氏の調べで自社製作をしていたと言う事実が解明
されました(神戸新聞「関西発 レコード120年」より) 但し 初めから自社製作をしていたのではなく
盤質が米ビクターのレコードに似ていることから 最初は米ビクターにて委託製作していたのではないか
と言われています
ミカドレコード |
ミカドレコード |
「ミカド」 と称するレコードは この時枝商店の 「バイオリンを弾く猫印」 のレーベルの
ほかに 快声堂が発売した 「王冠にGES印」 「合掌造りのような印」 の2種類と
「御所車」 の描かれた複写盤の3種類があります