作者不詳 「釈迦三尊十六善神図」


 

釈迦三尊十六善神図とは 中央に信仰の対象となる釈迦如来を配し その脇侍として 向かって右側に
獅子に乗った文殊菩薩 左側に白象に乗った普賢菩薩を描き 更に それらを取り巻くように十六善神も
描かれています 十六善神と言うのは 玄奘三蔵(三蔵法師)が天竺から持ち帰った大般若経を守護する
守護神のことで これらを描いた掛軸は大般若会の際に本尊として祀られます




     

中央が釈迦如来 向かって右側が文殊菩薩 左側が普賢菩薩です



        

右下(写真 右)に描かれている袈裟を着た人物が玄奘三蔵(三蔵法師)です 左下には
その玄奘三蔵を守護する 深沙大将(じんじゃだいしょう)が描かれています(写真 左)  髑髏の
首飾りをして 腹には人の顔が浮き上がり 大変怖い形相で描かれていますが こちらは
四天王のひとり 多聞天(毘沙門天)の化身とも言われています



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