長栄社製 八角型掛時計





戸田如彦 著「アンティーク掛時計」によると この時計は明治期に奈良県式上郡織田村に設立された
長栄合資会社という会社の製造した時計で 設立に関しては 明治27年7月という説と 明治38年
設立という二つの説があり 資料が乏しいために詳しい記録が明確ではないそうです 名称に関しても
「奈良時計」の他に「車谷時計」「長栄時計」とか呼ばれていて 正式名がないのだとか・・・。

八角ケースの縁取りには金箔が貼られ 文字盤は8インチ紙貼りの文字盤で 更に13時〜24時までの
表示がシールで張られています 大きさは高さ54cm



            

振子室扉のガラスには 社名の「TIYOEI」とREGULATORの頭文字「R」が描かれてあります(写真 左)
振子室内のラベル(右の写真)には 社名である「TIYOEIKAISIYA」と記された下に 所在地の住所が
「OTAMURA SIKIKAMIKORI YAMATO NARAKEN JAPAN」と記されてあります



          

機械内部の様子(写真 左)と 機械の刻印
(写真 右)です



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