セス・トーマス社製 八角型掛時計





柱時計の定番とも言うべき形が この八角型! 「オクタゴン・ドロップ」とも呼ばれ 明治5年 定時法の採用によって
海外から多くの時計が輸入されましたが 中でもその代表だったのが このアメリカ セス・トーマス社製の
八角型掛時計でした 後に国内でも このデザインを手本として掛時計の製造が盛んになり 「金元舎」「時盛舎」
「精工舎」といった 時計製造会社が日本各地に設立され 時計産業の花盛りとなりました

セス・トーマス社の正式社名は「The Seth Thomas Clock Co.」と言い 1813年創立で アメリカの
コネティカット州プリマスホローとトーマストンに工場を築きました この時計は 1910年頃のもので 振子室の
ガラスを楕円状の金彩で飾りケースの周りも金箔で縁取られ シンプルで飽きの来ない仕上がりとなっています
高さ54cm 8日巻きで 文字盤は 10インチ・ペイント文字盤
となっています



            

振子室の窓は 下から上に開ける作りになっています 右は機械の刻印です



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